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下関市の小児科|アレルギー、小児喘息、アトピー性皮膚炎、予防接種

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子どもの心臓病

先天性心疾患と診断されたお子様のご家族へ

先天性心疾患と診断されたお子様のご家族へ

およそ100人に1人は、生まれたときに心臓に何らかの問題を持っています。生まれたときから心臓に異常がある病気を"先天性心疾患"と呼んでいます。通常、心臓の壁に穴が空いていたり、心臓の弁の開きが悪い、逆に心臓の弁がうまく閉まらない、心臓の部屋や血管の構造や配列が正常の心臓とは異なっているなど、そのうち1つが存在したり、複数のものが組み合わさっています。原因は多くの因子が複雑に影響して起こるとされており、特定できないことがほとんどです。遺伝的な要因もありますが、90%以上がこれらの環境因子によるといわれています。多くの場合、原因は不明です。
重症の場合、新生児期や乳児期に手術が必要なこともありますし、待機可能な場合、成長を待って手術することもあります。もちろん、手術が必要なく、定期観察のみのこともあります。
当クリニックでは、先天性心疾患をお持ちのお子さんの定期検診が可能です。

小児循環器専門病院と連携しながら、先天性心疾患をもつお子さんに対するフォローを行い、ご家族の支援をいたします。

川崎病と診断されたお子様のご家族へ

川崎病とは0~4才の子どもに多く、特に1才前後の赤ちゃんがかかりやすい原因不明の病気です。全身の血管が炎症を起こし、冠動脈という血管に瘤(こぶ)ができてしまうと命にかかわることもあります。
最初は発熱、せき、鼻水など、かぜのような症状から始まりますが、やがて次のような特有の症状が出てきます。
1)原因不明の39~40度の高熱が5日以上続く。
2)数日して、水疱を持たない赤い発疹が全身に出る。
3)発疹が出る前後から、手のひらや足の裏が赤くむくんでかたくなる。
4)発疹が出る前後に、くちびるが荒れて出血し、舌もいちごのように赤くブツブツが出る。
5)熱が出てから数日後、白目が充血して真っ赤になる。
6)発熱と同時、もしくは熱が出る少し前に首のリンパ節がはれてくる。
これら6つの症状のうち、5つがあてはまると、川崎病と診断され、入院、検査が必要になります。川崎病の疑いがあるときには心臓の超音波検査が可能な病院に入院します。川崎病を発症した子どもの10%ほどにこの冠動脈の異常が見られます。このこぶの内側に血液のかたまり(血栓)ができやすく、血液の流れが悪くなると心筋梗塞を起こし、命にかかわることもあるため、入院後はガンマグロブリンや、血管の炎症を抑える薬や、血液がかたまらないような薬を使い、慎重に経過を観察します。
熱はたいていの場合、2週間くらいまでには下がり、そのころから手足の指の先から皮膚がボロボロとむけてきます。
冠動脈瘤がない場合は症状がおさまったあとも2~3カ月はアスピリンの投与を続け、その間に心臓の超音波検査や心電図で検査をし、問題がないようなら薬を中止します。その後は定期検診などの経過観察が必要です。
当クリニックでは川崎病の既往があるお子様の定期検診に対応可能です。

以下の症状を有するお子様のご家族へ

  • ・安静時、運動時の胸の痛み
  • ・脈がとぶ、脈が速い、動悸がする
  • ・運動時に息苦しい
  • ・心雑音があると言われた。

当クリニックは上記のような心疾患を疑う症状に対して対応可能です。

当クリニックでは心臓外来にて胸部レントゲン検査、安静時心電図検査、運動負荷心電図、心エコー検査、24時間心電図などによる心臓精密検査を行っています。心臓外来は予約制としています。お電話(083-281-1000)あるいは窓口受付で予約をお取り下さい。

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