予防接種はワクチンを使って、病気の予防や症状を軽くするために「免疫」をつけるもので、「病気にかかる前に接種しておくこと」が一番のポイントです。
生後6~7ヶ月までに接種が望まれるワクチンには定期接種(公費負担)のヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、四種混合(DPT-IPV)ワクチン、B型肝炎ワクチン、BCGワクチン(生後5ヶ月~8ヶ月を推奨)に加えて、任意接種(自己負担)のロタウィルスワクチンがあります。
これらを別々に接種すると最大で15~16回も接種が必要になります。ですから、ワクチンをまとめて接種する「同時接種」という方法が一般的です。
ただし、ワクチン接種後には何日かあいだをあける必要があるので、その日数を計算するとあまり時間に余裕がありません。
そのためには、早めに計画をたてて、赤ちゃんを「生後2ヶ月からワクチンデビュー」させることがポイントです。できるだけ早く予防接種を始めれば早くから病気を予防できるだけでなく、スケジュールにも余裕が出てきます。
生後2ヶ月からワクチンデビューするには、1ヶ月健診の頃に計画を立てるのがひとつの目安になります。当クリニックではお子様の適切な予防接種プランを呈示いたします。予防接種は毎週月、火、水、金曜日の14:00~15:00に予約制で行っています。
日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール(保護者用:2024年4月版)
予防接種の詳細に関しては下記サイトをご覧ください。